池袋ウェストゲートパーク11 憎悪のパレード

 池袋ウェストゲートパーク11 憎悪のパレードを読む。

 シリーズが好きだったので、楽しみにして読むものの、こんなにダサかった、鼻につく小説だったっけと思ってしまった。なので今回は、何が鼻についたのか考えてみたところ、二つあった。
 ひとつめは、ノマドワーカー、ヘイトスピーチ、脱法ハーブなどの社会問題をテーマに据える点。いままでは、こんな週刊誌に取り上げられるような問題よりも、若者の風俗、それも池袋の町特有の時代の空気感があった。今回の話については、社会問題×池袋ウェストゲートパークで、考えたらこんな小説できました、感覚かある。
 ふたつ目は、マーケティングに徹底された遊びのない構造。帝王タカシを頻繁させすぎたり、三竦み構造をつくったり、読者が興味を持ちそうな試みが多い。小説家として、マーケッターとして、巧者になったことはよくわかるが、読んでいておぉって驚きや、ドキドキがない。

 うーん、シリーズの中だるみを感じる内容だった。次回に期待。

 

 

SXSW2017に行く ①

    1. はじめに
      2017年米国テキサス州オースティンで開催されるMusicとFilmとInteractiveの祭典、サウスバイサウスウェスト2017(通称SXSW2017)に行くことになりました。
      行くにあたって色々調べると、情報がありそうでないことに気づいたので、自分の備忘録、兼、これから行く人にお役に立てればと思い書いてみます。
      (SXSW2017参加の内容ですので、それ以降に行かれる方は注意してください)
      ※サウスバイの成り立ちについては、以下がとても参考になります。
      http://sxsw-asia.com/about.html
    2. 東京からオースティンへ
      今回、オースティンへ行くにあたって、日本航空でダラスまで行き、そこでアメリカンエアーラインに乗り換えオースティンまで行きました。
      ひとつの注意点は、ダラスフォートワース空港での乗り換え。
      一度、入国、税関など一連の手続き後、トランクを受け取り、国内線へ乗り換えます。私は、成田でダラス-オースティン間のチェックインをしていたので、航空会社のカウンターに直接行くのではなく、単純にトランクのみを預かってくれる窓口でトランクを預けました。そして、近くのアメリカンエアラインの発券機で航空券を取得し、もう一度バッグなどのチェックを受け、ゲートに行きます。しかも、ダラスフォートワース空港は、モノレールで移動するくらい広い。今回乗り換えに、約2時間半をみていたのですが、蓋を開けてみるとゲートに着いたのが出発の30分前ぎりぎりでした。
      乗り換えには注意をしてください。

    3. オースティン空港から市内まで
      今回は、SuperShuttle(https://booking.supershuttle.com/)を使いました。
      日本で事前に予約し、アプリを入れておくと、当日にSuperShuttleから、Check-inのメールが届きます。空港に着いたら、Check-inのメールを開いてアプリの指示に従い、SuperShuttleの受付(トランク受取窓口隣)に誘導さされ、受付番号をもらい、待合スペースで待ちます。そして車が来る頃に、受付番号が呼ばれ、ドライバーの待ち合わせ場所を教えてもらい、乗車するだけと非常に簡単な手続きです。
      注意は、1箇所に対して複数人の申込みはできますが、複数箇所に対して複数人の申込みはできません。
      今回同行者と違うホテルに泊まる予定で、代表して私が私のホテルに宛先を記入し、備考欄に同行者を別のホテルに連れて行ってほしいと書きました。当日運転手と交渉をと思ったのですが、「それはできない。別々にしたければ、キャンセルをして別々に申し込んでほしい」といわれました。一般的なタクシーとは違って、SuperShuttleの運転手は、単純に会社より指示されたiPadで決められた場所に連れて行くということを生業としているみたいでした。
      とても便利なサービスですが、その点は注意が必要だと思います。
    4. Registration
      SXSWに参加する際に必要なものが、バッジとなります。
      前日から受け取ることが可能ですので、時間がある方は当日の込み合っている時間を避け、受け取りに行ったほうがよいでしょう。2017年は、コンベンションセンターのホール5で受け取りができました。f:id:makoto084:20170310110817j:imageまずはじめにバッジをもらいます。バッジをもらうためには、SXSWアプリの自分のバーコードと、パスポートなどの写真つきの証明書を見せる必要があります。認証を通ると、購入した色のバッジがもらえ、あわせてドリンク券がもらえます。f:id:makoto084:20170310110823j:imageそして、次のブースでサウスバイサウスウエストのバックがもらえます。バックの中にはサウスバイのセッションの案内や地図などが入っています。今回はそんなに込んでいなかったので、所要15分くらいかかりました。f:id:makoto084:20170310110118j:image

前日の流れとしては、このような感じでした。